唐津署は8日、佐賀県東松浦郡玄海町諸浦の山中で、白骨化した死体の一部が見つかったと発表した。9日に司法解剖し、死因や身元の特定を進める。
 現場は玄海町役場から南に約600メートル離れた山中。同署によると、8日午前11時ごろ、林道の点検をしていた役場職員が道路脇に頭蓋骨のようなものが落ちているのを見つけ、同署に連絡した。駆け付けた警察官が調べたところ、林道から急斜面を40メートルほど上った茂みの中であばら骨や腕の骨などを発見、ジャージーやジャンパー、シャツのようなものと、腕時計も見つかった。下半身の骨はまだ見つかっていない。死後かなりの時間が経過しているとみられ、性別などは分かっていないという。